離婚する場合、裁判で有利になる証拠はこれ!
不倫が原因で離婚する場合、証拠が非常に重要となりますが、
どのような証拠でも良いというわけではありません。
裁判で有利になる証拠と、証拠として使えないものがあるのです。
そこで、それぞれの特徴について詳しく解説していくことにしましょう。
まず、裁判で有利になる証拠についてですが、これにはいくつか種類があります。
中でも大変有利となる証拠は、ホテルへの出入りを鮮明に捉えている写真や、
ビデオカメラで撮影した映像です。
これは、素人が簡単に抑えることができる証拠ではないことから、
探偵事務所や興信所に依頼する必要があるでしょう。
また、探偵事務所や興信所に調査を依頼すると、
法的に効力がある調査報告書を作成してもらえるだけではなく、
調査員の証言も有力な証拠となります。
他にも、不倫相手との会話を録音してある音声データなども、証拠として
使用できることがありますが、不法に入手することは避けるようにしましょう。
一方、不倫の証拠として使えないものとは、どのような証拠なのでしょうか。
それは、不倫相手が書いた手紙やメールです。
明らかに、不倫していることが分かる内容となっていれば、証拠として
使うこともできますが、必ずしも使えるものであるとは限りません。
なぜなら、メールや手紙は、見方によっていい逃れることができるからです。
会いたいという文字が書かれていたとしても、
実際に会っていたかどうかは、文面だけでは分かりません。
また、ふざけて遊んでいただけと言われてしまえば、
それ以上、問いただすことはできなくなります。
このように、一般的には、不倫をしている証拠として使用できると考えられて
いるものでも、裁判では使用することができないものが多数存在します。
懸命に集めた証拠が、いざ裁判で使えないとなると、
精神的にも苦痛を伴うことになるでしょう。
そうならないためにも、不倫調査のプロである、探偵事務所に調査を依頼し、
不貞行為の事実を確実に証明してくれる証拠を用意することをおすすめします。